債権回収トラブル防止法

債権の回収が困難になる状態は100%防げるわけではありませんが、できることをしておくことにより、債権の回収が困難になってしまう確率は下げることが可能です。以下にいくつかの方法をご紹介しますので、参考情報としてお役立ていただければ幸いです。

まず、債権回収では支払いが行なわれなくなる状態を作り出さないようにすることが大切です。そのためには、支払い能力がない相手とは後払いになるような関係を作らないようにします。方法としては、たとえば個人であればお金を貸してほしいと頼んできた相手がしっかりと仕事をしていることや、お金に関してルーズな性格ではないという自分やまわりの人から見た印象が重要になってきます。一定の収入がありお金にだらしなくない人であれば、債権回収が困難な状態にはなりにくいと考えられます。規模を大きくすると、企業の場合にはとくに契約関係が長くなるような相手方は、事前に貸借対照表や代表者の確定申告書の写しなどをチェックすることにより、資産状況を把握することが可能です。

そのほか、契約を交わす際に、契約書の内容を工夫しましょう。契約継続中に支払いが行なわれないような場合に、即座に解約したり、残額の支払いを請求したりできることなどを記載しておくと、のちに債権回収を行なわなければいけなくなったときに活きてきます。